受け付ける広告のルールの作り方:業種・表現・表記の基準
自分のメディアや店舗で広告を受け付けるときの、広告掲載基準(ルール)の作り方を解説。受け付ける業種・表現・広告表記の3つの観点、掲載前の確認の手順、基準に合わない依頼を断るときの伝え方までを、例を交えてまとめます。
Dokoad編集部
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イメージこの記事でわかること
- 広告の掲載基準が必要な理由と、ルールの3つの層
- 業種・表現・広告表記ごとに決めておきたいこと
- 問い合わせを確認する手順と、断るときの伝え方
このテーマの全体像は自分のメディア・店舗を広告枠にする方法:始め方の全体像で解説しています。
広告枠を始めると、さまざまな商品やサービスについて問い合わせが届きます。そのとき、どんな広告なら受け付けるのかを決めておかないと、判断に時間がかかるうえ、読者や来店者との信頼を損なうおそれもあります。
この記事では、広告の掲載基準(ルール)の作り方をまとめます。広告枠を始めるまでの全体像は、自分のメディア・店舗を広告枠にする方法をご覧ください。
なぜ掲載基準が必要か
- 読者・来店者の信頼を守る:媒体の雰囲気や価値観に合わない広告は、これまで築いた信頼を損ないます。
- 判断を早く、ぶれなくする:基準があれば、問い合わせごとに迷う時間が減ります。
- 広告主にとっても分かりやすい:事前に基準が分かれば、対象外の問い合わせを避けられます。
ルールの3つの層
掲載基準は、次の3つの層で考えると整理しやすくなります。
| 層 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 法令 | 守らなければならないルール | 景品表示法、医薬品等の広告に関する規制など |
| プラットフォーム・施設の規約 | 媒体が載っている場所のルール | SNSの広告ポリシー、施設の管理規約 |
| 自分の方針 | 媒体の価値観に合わせて決めるルール | 受け付ける業種、表現のトーン |
法令とプラットフォームの規約は前提として守り、そのうえで自分の方針を決めるのが、掲載基準づくりの中心になります。
1. 受け付ける業種・商材を決める
まず、受け付けない業種や商材を決めます。例えば次のような観点があります。
- 法令や公序良俗に反するもの、第三者の権利を侵害するもの
- 読者・来店者の層に合わないもの(子ども向けの媒体で扱わない商材など)
- 媒体のテーマや価値観と大きく異なるもの
- 自分の事業と直接競合するもの
2. 表現の基準を決める
業種として受け付ける場合でも、表現によっては掲載を控えるべきものがあります。
表現について確認したいこと
- 事実と異なる、または誤解を招くような表現になっていないか
- 根拠のない「一番」「必ず」などの断定的な表現になっていないか
- 健康・美容に関する商材で、効果効能を断定する表現になっていないか
- 他社を不当におとしめる比較になっていないか
- 読者・来店者に不快感を与える表現になっていないか
健康食品や化粧品など、表現に規制がある商材は特に注意が必要です。厚生労働省の公表資料などを確認し、判断に迷う場合は掲載を見送るか、専門家に相談しましょう。
3. 広告であることの表記を決める
広告主から依頼を受けて掲載する場合は、広告であることが見る人に分かる表記が必要です。2023年10月から、広告であることを隠した表示(いわゆるステルスマーケティング)は景品表示法の規制対象になっています。
- 表記の文言(「PR」「広告」「Sponsored」など)
- 表記を置く場所(投稿の冒頭、バナーの近く、掲示物の見やすい位置など)
- 紹介文に、広告主からの依頼であることを含めるかどうか
を、媒体ごとに決めておきましょう。
確認の手順を決める
問い合わせを受けたら、次の順で確認すると判断がぶれにくくなります。
- 業種・商材が受け付けの対象かを確認する
- 掲載したい内容(原稿・画像・紹介してほしいポイント)を受け取る
- 表現が基準に合っているかを確認し、必要なら修正をお願いする
- 広告表記の方法を、広告主と合意する
- 最終的な掲載物を確認してから掲載する
断るときの伝え方
基準に合わない問い合わせを断ることは、媒体の信頼を守るために必要なことです。
- 基準を理由として、丁寧に伝える(相手の商材を否定するのではなく、媒体の方針として伝える)
- 修正すれば掲載できる場合は、どこを変えれば対象になるかを伝える
- 判断の理由を説明できるよう、基準を文章にしておく
掲載基準は公開しておく
決めた基準は、媒体資料や広告枠のページに公開しておきましょう。広告主が問い合わせの前に確認できるため、お互いの手間が減ります。資料の作り方は媒体資料(メディアキット)の作り方で紹介しています。
まとめ
- 掲載基準は、読者・来店者の信頼を守り、判断を早くするためのもの
- 法令、プラットフォーム・施設の規約、自分の方針の3つの層で考える
- 業種・商材、表現、広告表記の3つについて基準を決める
- 断るときは基準を理由に丁寧に伝え、基準は公開しておく
よくある質問
参考資料
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Dokoad編集部
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